ひきこもり日記

31歳ひきこもり男の日記です 精神疾患の方、ひきこもりの方、不登校の子供たち等に読んでもらえたらうれしい

31歳ひきこもり男の過去④

帰郷してからはひきこもりフリーターだった。ホテルのバイト、新聞配達等。パワハラ的なものを受けたっていう記憶は実は私あまりない。きつく怒られたっていう記憶すらない。無くても嫌になるんだから嫌がらせを受けながら働くなんてできなくて当然だと思う。精神科に通うようになったのは前に書いた医療系の専門学校に在学中から。一度だけ正社員で働いたことはあるが1年ほどしか持たなかった。介護職だけどね。それで仕事が続かず、嫌になって、また、精神科の通院もそろそろ十年になるよな、もう年も30近いし。等、自分の体調、社会情勢等、いろいろ勘案して障害者手帳を取得し、障害年金をもらいながら福祉的就労という道を選ぼう、となったわけ。

若者の未来を奪う高齢者

池袋で老人の車が暴走。31歳のお母さんと3歳の娘さんが亡くなった。交通事故というのはわかりやすい形だが、今の日本では老人に殺される若者がたくさんいるはず。職場、近所づきあい、趣味のサークル。なんでもそう。高齢者が1人いると、若者5人の居場所がなくなる。そんな感じだと思う。こんな時代に生まれてくるんじゃなかったぜ

31歳ひきこもり男の過去③

 専門学校というのは要するに入れる大学がなかった人間が仕方なく行くところ。私が進学したのもその理由。医療系なら高齢化で、需要がなくなるということはないから、と教師に勧められた。ここでもやはり不適応。青春芝居についていけない自分がいた。また医療の世界というのはプライドが高い人間が多い。人と競争をする世界ではないので、「なぜ怒られたのかわからない」ということも度々起きてくる。あれだ、宗教に近い世界だった。医療を信頼する者の集まりではなく医療を“信仰”する者の集まり。自分が患者になって初めて、医療の無力さが骨身にしみてわかったよ。結局、残すはあと1年の臨床実習だけ、というところまで粘りながら中途退学(正確には除籍らしいが)。帰郷することとなる

31歳ひきこもり男の過去②

高校は学区で一番偏差値が高い学校に進学、陸上部に入部。公立進学校の文武両道教育を受ける。高校も1年生ぐらいまでは粘っていた(学年順位でも真ん中の方にはいた)んだけどそこから成績は急降下する。特に理数が全然だめだった。31歳になった今でこそ数字に対する抵抗はそれほどなくなったんだけど、当時の私の数字アレルギーはすごかった。文系科目は割とよくできたよ。国語や社会科は好きでも嫌いでもなかったんだけど英語は割と好きなほうで、3年生の時には英検の2級も取得した。中学まではサッカー部だったんだけど、私の高校はサッカーの強豪校でもあったから入部は断念。それでも根が体育会系のせいか何か運動部に入りたい気持ちが強く、父親がOBだったからという理由で陸上部に入ることになる。公立進学校の陸上部で、レベルは全然高くなかった。だから一応3年生の最後の大会までやり通したよ。学業成績の方は学年が進むごとに降下していき、3年時にはもはや目も当てられないほどの状態になっていた。結局入れそうな大学がなく、医療の専門学校に進むことになる(続く)

31歳ひきこもり男の過去①

田舎で生まれた。実家は個人商店をやっていた。祖父母が経営していたもの。父親は店はやらずにサラリーマン、母は商店の手伝いをやっていた。小学校時代はごく普通だったよ。勉強や運動もよくでき、友達も多かった、ただ忘れ物なんかはやっぱり多くて先生に怒られることがあった。中学生時代は勉強に目覚めた時期だったかもしれない。成績は上位一割には常に入っていた。小学校中学校とサッカー部に所属。サッカー少年だったね。ただ、小学校までは普通に友達のことを〇〇君とか呼んでいたのが急に呼び捨てになったりするよね、先輩に敬語を使わなきゃいけなくなったり、ああいうのにはやっぱりついていけないところがあったね。サッカーのセンス自体は平均以上のものがあったと思うんだけどそういう精神的な部分でついていけずに試合に出してもらえないことが多かったね(続く)

31歳ひきこもり男の愛読書紹介

 

 

“その人の心の中を知りたければその人の本棚を見ればいい” と言いますね

 

「気がついたら教養満点になっていた」というのは当事者ならだれもが共感するひきこもりあるあるです

 

暇なひきこもり生活で読書は最大の娯楽です

 

ということで、本棚の前に目をつぶって立ち適当に引き抜いたものを10冊紹介しようと思います

 

野垂れ死にの覚悟 曽野綾子、近藤誠

夜を乗り越える 又吉直樹

本音で生きる 一秒でも後悔しない強い生き方 堀江貴文

永遠の0 百田直樹

根津権現裏 藤澤清造

檸檬 梶井基次郎

嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健

限りなく透明に近いブルー 村上龍

20代で隠居 週休5日の快適生活 大原扁理

これならわかる<スッキリ図解>障害年金 松山純子

 

こんな感じです。ちなみに我が家には推計3000~4000冊の本がある。気が向いたらまた、誰も興味がないひきこもり蔵書紹介をしようと思います

 

 

能ある鷹は爪を隠す

「本当に力のあるものは、みだりにそれをひけらかすようなことはしないというたとえ」

 

ひきこもりはみんなそうだよね?

 

 

ユウキ 唐がらし 20g

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